ホームページをプロにおまかせするのだから、自分よりも詳しい人におまかせした方が良い。
そう思っている方はいませんか?
実は、これは半分正解で、半分間違いです。
ホームページの方針決定をまかせてはダメ
ホームページ制作において最も大切なことはそのウェブサイトで「何をしたいか」です。
- 企業ページとして自社を宣伝したい
- 集客に活用したいのでお客さんからの問合せや予約がほしい
- 自社で取り扱っている商品を買ってほしい
といったカタチで、ホームページでどんなことをしたいかをしっかりと決めてからスタートする必要があります。
ゴールを設定していないとどうなるか
例えば、ゴールをきちんと設定しておくと、
- 企業の宣伝ページを作るので、企業の魅力が伝わるようなホームページにしよう
- 集客をするために、予約フォームへのリンクボタンを戦略的に入れ込もう
- 商品を買っていただくことが目的なので、魅力を伝えるようなコンテンツを作ろう
というふうに、ゴールに向けたアプローチでページが作られていきます。
つまり、このホームページの方向性を勘違いしてしまうと、極端な場合、本当は集客をしたかったのに魅力を伝えているだけでどこにも予約フォームがない。
といった齟齬が生まれてしまい、結果に結びつかないといったことが起こります。
すべておまかせした場合と何が違うのか
ホームページはチラシや広告とは違い、制作したものを修正しながら運用していきます。
そして、修正を加えていくにつれて、少しずつホームページは成長していきます。
データを元に改善を加え、ゴールに合わせてページを追加していくということもあるでしょう。
もしかすると最初に決めたゴールが間違っていたので、思い切って方向転換しよう!といったことも起きるかもしれません。
改善できることがホームページの強みと言えます。
プロの仕事と受け手のホンネ
とはいっても、そこを考えるのがプロの仕事ですよね。その通りです。
だから、そこも含めておまかせしたいというのがホンネという方も多いかもしれません。
もちろん、ウェブ担当者はいろいろと考えてホームページを制作するでしょう。
しかし、すべてにおいてゴールを意識できているかはまた別の話です。
何かの情報や意見に影響されて、よかれと思って入れた修正がゴールとはかけ離れているかもしれません。
本当はゴールの設定と違うのになと思いながら、クライアント様からの修正を言われたとおりに直しているかもしれません。
やったことが改悪になってもそのまま残ってしまうのがホームページの弱点でもあります。
気がつけばゴールが見えないサイトになっている
最も怖いのは修正を加えるうちに気がつけばゴールが見えなくなってしまっているケースです。
そして、少なからず起きていることも現実です。
ホームページ制作をプロに依頼する場合、ほとんどはおまかせでも大丈夫です。
最初に、何のためにホームページを作るのかを考え、ゴールを設定するところまでは決めておくか、もしくはウェブ担当者と一緒に考えることをおすすめします。
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